IT技術の進化に伴う需要の増加によって目指す人も増えている職業の一つがエンジニアです。エンジニアとはインターネット関連の仕事をする人達のことで、システムの開発やプログラミングなど幅広く職種が分かれています。
日本に数多くの職業がある中でこの仕事が人気となっている大きな理由の一つが働きやすさです。雇用形態によって若干の違いはありますが、IT業界のエンジニアは一般的な会社で課せられることも多いノルマがありません。特に自分で仕事を受注する形となるフリーランスであれば、スケジュールを自由に調節できるので無理のないペースで仕事ができます。育児と仕事を両立したいと考える人にとってこの点は大きなメリットです。
個人の実力がそのまま評価されるのもエンジニアならではの魅力に挙げられます。日本には年功序列の考え方が根強く残っていて年齢を理由に実力を正当に評価されないケースも少なくありません。しかし、IT業界は年齢やキャリアに関係なく実力さえあればのし上がっていけるのでモチベーションを高めながら仕事をしていけるのが特徴です。
このようにメリットがたくさんあるエンジニアですが、残念ながらメリットばかりでなくデメリットもあります。その一つが対人スキルの低下です。この仕事は1日を通してパソコンに向かっているため、同僚や上司をはじめとする常に同じ方としか交流しないという可能性があります。これにより、社会人やビジネスマンとしての基本的なマナーを身につけられなくなってしまうこともあるので注意が必要です。